優れた情報伝達能力
動画は「認知特性」である「見る」「読む」「聞く」の要素を兼ね備えたコンテンツです。人は五感 ( 視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚 ) から外部の情報を読み取ります。そして、80% 以上の情報を視覚から吸収すると言われています。動画は時間という概念を元にストーリーが組み込まれ、人の感性に働きかけることが出来るため情報の伝達能力に優れていると言われています。例えば、 100 人中 100 人に同じように情報を伝えられることができます。写真や文字は見る人によってそれぞれのイメージが作られますが、イメージを固定し共通のイメージを伝えることができるのが動画の強みです。
「認知特性」とは?
「認知特性」とは目や耳、鼻など主に五感を中心とした感覚器から入ってきた様々な情報を脳内で「整理」「記憶」「理解」する能力のことです。
同じ情報を見たり聞いたりしても、誰もが同じ方法で「整理」「記憶」「理解」することはありません。それぞれの認知の方法には得意不得意があるのです。
認知特性は大きく3つに分類されます。
- 「視覚優位者」・・・情報を「見て記憶する」ことが得意
- 「言語優位者」・・・情報を「読んで記憶する」ことが得意
- 「聴覚優位者」・・・情報を「聞いて記憶する」ことが得意
つまり、伝えたい相手が個人だった場合はその人の認知特性を知ることでよりわかりやすく伝えることができますし、不特定多数が対象の場合は、3つの認知特性の要素を上手に取り入れることで多くの人に伝わるということです。
そして、この3つの特徴はさらに以下の6つのタイプに分けることができるそうです。
1.資格優位者
- 写真タイプ:写真のように二次元で思考する
- 三次元映像タイプ:空間や時間軸を使って三次元で考える
2.言語優位者
- 言語映像タイプ:文字や文章を映像化して思考する
- 言語抽象タイプ:文字や文章を図式化してから思考する
3.聴覚優位者
- 聴覚言語タイプ:文字や文章を耳から入れる音として情報処理をする
- 聴覚&音タイプ:音色や音階といった音楽的イメージを脳に入力する
詳しくは参考のURLへ
(参考:ダ・ヴィンチニュース|あなたに最適な記憶法も分かる!?自分の「認知特性」を調べてみよう)
人はこれらの認知特性のいずれか、または複合的に当てはまると言われています。相手がどのタイプかわからない状態を考えると全ての特性に対応できる動画がいかに伝える効果が大きいかがお分かりいただけるのではないでしょうか。
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